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酔いどれ広報マン中国をゆく

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2011年 11月 12日

マネージャーの適性

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毎年のことながら、来週は広州へ
来週は広州モーターショーなので、会社全体がバタバタしています。毎年のことですから、慣れたもの・・・ではあるのですが、このところの仕事の拡大もあって人出が足りないし、人の入れ替わりも一定してあるわけで、どうにも人の問題にはいつも考えさせられます。でも、今回本当に思い知らされたのはいつもと少し違いました。強いて言うならば適材適所というか。これまでどちらかというと、スタッフにオールマイティプレーヤーになってもらうことを元に指導して来たつもりですし、その考えで人員配置を考えて来たのですが、結果的に弱い部分を強化してもらおうとすると、仕事が気に入らなくて辞められてしまうこともありました。もちろんその逆で大きく伸びたスタッフもいましたが。

立場が人を育てる、ということ
自分にも思い当たるところがあるのですが、やはり「立場が人を育てる」ということは真実だな、と。立場が変わると、見えるものが変わるから視野も広くなる。責任範囲が広くなれば、自ずと時間の使い方も変わる。それがやがて、成果を生むようになると、まさに"ノル"わけです。今、その波に乗れそうなスタッフが何人かいる。あとは本人たち次第。伸びるだろうな、と思う。そんなスタッフが頑張っているのを見るのは嬉しいですね。

責任を全うすることと、任せること
自分自身、仕事を人に任せるのがずっと下手でした。クライアントに対して、また仕事に対して思いが強ければ強いほど、担当者、マネージャは自分で仕事をしがちです。しかし、組織で仕事をする以上、属人性を排するように組織をデザインをしなくてはいけない。大事な仕事であるほど失敗が出来ないし、故にマネージャ自らとなりがちですが、それはやはり長期的に責任を果たすことではないと思います。中長期で考えれば、大事な仕事ほど担当させないといけないです。しかし、人に任せるという判断は本当に難しいことだと、痛感しています。

by hf0424 | 2011-11-12 17:53 | Work


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